HOME
>>
TOP
>>
聖剣3・ホークリ
>> 2011強化_01
|| admin ||
<< 聖剣3・ホークリ
<<prev
||
MENU
||
next>>
2011強化_01
※強化作品は連作となっております。01〜07まで、できれば順にご覧ください※
強化テーマは、『両片想い』でございます。
贖罪に似て
「リースがこんなところで寝るなんて、珍しい」
宿のソファで無防備に眠っている彼女を見つけた。
今日は普段より強行軍だったから、疲れたのだろうと思う。リースは苦しいとも何とも言わないけれど、いくら元アマゾネス隊隊長とはいえ、戦いの絶えぬ旅は女性には辛いに違いない。
しかし、リースはどんな道のりだとしても進むことをやめないであろうことも、今は知っている。
弟王子の救出のため、亡き王国再興のため。
つきんと胸の奥が痛む。
自分だってかけがえのない人を亡くし、冤罪で故郷を追われた身。愛する故郷に今やかつての面影はなく、内からも外からも憎い仇によって蹂躙され続けている。
彼女に同情している場合ではないのに胸が痛むのは、彼女の祖国を滅亡へと追い込んだのがナバールだからというだけでなく、もしかしたらローラントと救えたかも知れないという後悔の念があるからだ。
歩み寄り、その姿を改めて見れば、驚くほど細い肩。
長い髪が影を落とす面は、瞳を伏せているせいか少女の色合い濃くあどけない。
ふと、顔にかかる金糸に触れようとして自然に手が伸び、慌てて止める。
力ない民から金と力を搾取する王制も王族も嫌悪してきたはずだった。
けれど、目の前の小柄な王女を、嫌うことは出来そうにない。
リースはあの国と民を愛し、そして愛されている人だ。一国の未来を自ら背負い、その責から逃げる事をしない。不器用だが誠実に、搾取するためでなく、与えるために戦っている。
この旅の行方が、何処へ向かうかは誰にもわからないし、俺に、どこまで力及ぶかわからない、けれど…
君のことは、必ず無事にローラントへ帰すから。
消えない罪を犯したナバールの一員としての決意、だからこれは、ただ、贖罪の気持ちに因るもの。
ふと浮かんだそんな言葉をただやり過ごす。伸ばしかけて止めた手に力を込めて引き戻し、強く握った。
これだとホークアイ→リースな感じです。
それで良いと思います
まだ感情に名前が付いてない状態、いいですね…!
ホークリ強化企画サイト様*
2011.02.01 Tuesday